食材について
食材の宝庫と言われる五島列島。
豊富で新鮮な魚介類を始め、豊かな気候を活かした野菜、幻の和牛とも評される五島牛など、
多種多様な食材が全国で高く評価されています。
カラリト五島列島では、そうした素晴らしい食材に感謝の気持ちを込めながら、
島の自然や風土を料理として表現しています。
素材が持つ力を最大限に引き出した料理を、ぜひお楽しみ下さい。
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野菜
春夏秋冬がしっかりある五島では、野菜についても豊富な種類が収穫されます。海に囲まれていることから、ミネラルが豊富な土を有し、害虫が少なく自然栽培が馴染む五島の野菜は、栄養にあふれそのままでも十分に美味しいことが特徴です。カラリトの契約農家は、品質のさらなる進化を目指すため、椿の油粕や海水を使うなど、より自然と共存していく農法を大切にしており、レストランではこうした精神に敬意を表して料理を提供しています。
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魚介
「釣りの聖地」とも言われる五島列島では、暖流の対馬海流と、寒流のリマン海流がぶつかることで発生する大量のプランクトンを追って、実に多くの魚種が集まります。代表的なものでも、春はマダイやイサキ、夏はアカムツやハガツオ、秋はサバやクエ、冬はブリやマグロが挙げられ、その他アオリイカ（水イカと呼ばれます）、イセエビ、ウチワエビなども水揚げされます。五島列島では一般的にお刺身が提供されますが、カラリトではその枠にとらわれず、素材を活かす最良の調理法をつかって素材の力を引き出しています。
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お肉
潮風によって育まれた五島牛は、赤身と脂身のバランスが良く程よく引き締まった霜降り牛で、島外に出回ることが少ないことから「幻の和牛」とも評されます。レストランではその時に最も状態の良い部位を使用し、炭火でじっくりと焼き上げています。また、五島には野生の鹿も生息しており、五島牛に引けを取らない味わいを秘めています。入手できる機会は希少ですが、状態が良いものと出会った時は、積極的にコースディナーに取り入れています。
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お米
五島列島ではお米も多く収穫されます。その多くは盆地の寒暖差と山水を活かしてつくられており、一粒一粒がみずみずしくもっちりとした食感が特徴です。レストランの朝食では、その日炊き立てのご飯を和定食と共に提供しており、いい1日の始まりを予感していただけるように心を込めて炊き上げています。
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調味料
新鮮な島の食材の味を最大限に引き出すため、味付けにもこだわって調理しています。特に塩、味噌、出汁は島内産のものを使用。ディナーやスイーツで使用している塩は、五島の海水を汲み上げてじっくりとつくられた、まろやかでミネラルたっぷりのもの。朝食のお味噌汁は、古くから五島で愛されるあご出汁をベースに、島内北部にある岐宿地区でつくられている麦味噌で仕上げています。島内で育った大豆でつくられた無添加の味噌は、自然な甘みの、どこかほっとする味わい。島の食材を引き立てる、大事な役割を担っています。
